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火事 [つれづれ]

つい先ほど。
ウチの近くで火事があった。

ちょうど家に帰ってきたところ。いや、家に帰る道すがら、けたたましくサイレンを鳴らしながら走り去る消防車が2台駅前の大通りを通り過ぎていった。
程なく、小道を歩く自分の横を救急車が抜いていく。
う〜ん、近いな……。
そのまま、家に向かって歩いていると、空に立ち上る黒い煙。

方角は、えっ?。自分の向かう先。

足早に家に急ぐ。しかし、サイレンの音は近づいてこない。
ウチへ近づいても、立ち上る煙はまだ遠い。

ここで胸をなで下ろすも、かすかに焦臭いニオイが漂ってくる。
家の通りを行き過ぎ、ひとつ先の角まで出てみると。向こうの屋根の先から炎が立ち上っている。

近くはないけれど、遠くもない、そのまま現場近くまで来ると、同じ町内の家だった。
そこには消防車、救急車、警察車両に近所の人たち。その中に紛れしばし行く末を見守る。

炎がだんだん小さくなってくるのを確認してその場を離れた。

何となく、今までに見た火事の現場とは違った興奮を覚えた。
興奮と言うよりは、なんだかやりきれない感じといった方がいいのだろうか。

その要因のひとつは、「自分の家」があるということかも知れない。

何はなくとも、火の始末だけは徹底しようとは心がけているのだが、こういう現場を見てしまうと、改めて火事という自体だけは避けなければいけない。と痛感した。

もし仮に自分の家が火元となってしまった場合。住み家を失うどころか、それ以上にまわりに多大なる迷惑をかけてしまう。不可抗力。という言葉は通用しない。
自分の財産だけなら、まだしもまわりの人の命を脅かし、財産までも奪ってしまいかねないのだ。

隣への延焼は免れたとしても、熱や放水その他諸で家への信頼性は落ち、何より恐怖を体験しその心の傷は消えることはない……。

今一度、火の元の始末だけはきちんとしよう。











タグ:日記 火事 blog
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