ガソリン価格値上げの前に

”暫定”税率復活で、ガソリンが今日から高くなった。
”暫定”という言葉の意味をなさないガソリン税には、不快な思いしか抱けないのだが……。

で、値上がり前の4/30。
前日の29日は祝日のためもあって、どこのガソリンスタンドも”入れ待ち”の状態を目にしていたから、30日もすごいことにあるんだろうな？と想像はついたのだが。
5/1以降の暫定税率分25.1円＋ガソリン価格高騰＆暫定税率廃止前の価格競争での損失分回収による、元売り＆小売価格の転嫁分で、確実に３月末の価格よりもアップすることがわかっていたので、せっかくなので安いうちにというのと、興味（←こっちがメイン）もあって”駆け込み給油”をやってみた。

結果は思わぬ方向へ！↓↓↓


30日23時20分。行きつけ（クレジット払いだと近隣のガソリンスタンドよりもだいぶ安くいれられるから）のガソリンスタンドに到着。

すでに”待ち”のクルマが列をなしてる。反対車線からはまず入れない。ということで、Ｕターンして最後尾に並ぶ。

この日のガソリン価格はレギュラーが124円（クレジット払いで118円）。ハイオクが134円（同128円）（5/1以降は暫定税率25.1円と転嫁分7円で、32円以上の値上がりを表明している卸しメーカーのガソリンスタンド）

昨年の今ごろはこの値段くらいが普通だった気がするが……。

10分後。やっと店の敷地横までやってこれた。ここで店員から衝撃発言！
「レギュラーは無くなってしまったんですけれど……。ハイオクでよろしいですか？」
まじ！と一瞬たじろいだが、ウチのクルマはハイオク。
「ハイオクはまだあるんですか？」とりあえず、並んでいるのに無くなったら意味がないので聴いてみた。
「ちょっとわからないです。いま、ハイオクをレギュラー価格で提供しています。」

話の前後がめちゃめちゃだが、長蛇の列をさばくので店員も大変なんだろうな。
それは、いいとして、レギュラー価格でハイオクが入れられるなんて、興味本位できたもののちょっと得した気分。

その後、さらに10分の待ちの後。

23時45分。無事に給油完了。

24.5Ｌの給油で2891円（ハイオク価格で30円／Ｌアップだと3871円）。もう少しタンクを空にに近づけておけばよかったな。

０時を回った後に入れた人はどうだったんだろう？
このガソリンスタンド。今日は営業できているのかな？

なんて考えていると”実”のない暫定税率に振り回される人がいかに多かったことか……。
それでも、”暫定税率”にこだわる政府と地方自治体（!?）の人たちは、ホントに国民のこと考えてんのかな？と、疑問に思う今日この頃。30日の福田首相の会見も腑に落ちなかったし……（そもそも説明して理解を求めるって、末日にすることじゃないでしょう）。

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